お問い合わせのまとめ[ケース1]

メッセージ
この記事は約4分で読めます。

『合格番長の指導記録』を始めて10ヶ月になります。
その間に頂いたお問い合わせの内容の一部を皆さんとシェアしたいと思います。
いろんな方のご相談をまとめて突っ込みどころ満載の文章に書き換えました。

こんなご相談をいただきました。

現在4年生の母です。浜学園◯◯教室で3年生からお世話になっています。始めはSクラスでスタートしたのですが、4年生の夏前にHクラスに落ちてからずっとHクラスのままです。復習テストは毎回80点ぐらい。公開テストは偏差値50弱です。毎回計算間違いが多くて、なかなか点数が取れない状況です。平常の勉強は、難しい問題までどうにかこうにかやっている状態で、チャレンジ問題はやっていません。 最近では、宿題にすごく時間がかかって、解説を読んでも分からない状況です。私が教えようと思っても、「お母さんの解き方は浜と違う。」と言われてしまいます。なので、本人に任せています。また、動きが遅いので毎日「早くしなさい!」と言わないと始めません。このような状況をどのように打開すれば宜しいでしょうか。 アドバイスを頂けたらと思ってご連絡させていただきました。よろしくお願いします。

お返事

平常のテストは何点取ればいいの?

まずは平常のテストからご説明します。平常のテストが80点ではお話になっていません。全く分かっていないとは言いませんが、かなり酷い点数です。平常のテストはテキストと全く同じ問題が出るので100点しかダメです。95点ではギリギリセーフ。お子様には「100点以外お話にならない!」と言ってください。95点は喜ぶ点数じゃなくて、悔しがる点数です。

公開テストの対策はありますか?

次に、公開テストですが、平常で毎回100点を取り続けるように努力することが公開の点数につながります。算数に関して対策をするのであれば、毎日の計算練習と単位の勉強ぐらいしかすることがありません。なので、平常の勉強をしっかりしてください。それが一番の対策になります。

計算間違いが多いんですが、、、

計算間違いが多いということですが、ズバリ計算力不足です。
と言ってしまうと話が続かないので、どうしたらいいかというと、毎日の計算練習を何となくやってなんとなく間違い直しして終わりにしていませんか?

こんな感じに。
母「今日の計算をやりなさいよ」
子「ハイハイ」
母「時間測ってやりや」
子「ハイハイ」
母「ハイは一回でよろしい」
子「ハイハイ」
母「んじゃ時間測るで。ヨーイドン!」
子「_φ(・_・」
母「、、、」
子「ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘」
母「コラッ!どこ行くの??」
子「ちょっとトイレ~」
母「イライラ( *`ω´)」
子「_φ(・_・」
子「出来た」
母「丸付けするんやで」
子「後でする~」
母「今しなさい!!!」
子「。。。したよ~」
母「間違い直しはしたの?」
子「したよ」

これでは無意味です。
ストップウォッチを押すのはお母さんの仕事です。お母さんの監視が無いとズルしますので、目の前で計算をやらしてください。監視していないと答えを写すお子様がたくさんいてます。写すお子様が悪いのではなく、写せる隙を与えた管理者の責任です。また、途中でストップウォッチを止めてトイレに行くお子様もいてます。気が付いたら闘争心を失ってダラダラやってます。 これでは、ただ計算をやっているだけで、何の力にもなっていません。 だから、公開テストで大問[1]の計算を間違えるのです。大問[1]の計算を間違えたら偏差値50なんて雲の上です。

あっ!我が子だ(^◇^;)

と思った方はおられませんか?
1つでもあてはまった方は超危険信号です。
近いうちに出来なくなって落ちこぼれていくでしょう。今すぐ改善してください。。

丸付けは誰がするの?

解き終わったら今度は丸付けです。
丸付けはお母さんの仕事です。○と×を付けるだけではありませんよ。計算用紙を見ながらどこが間違えているのか探すのはお母さんの仕事です。どこに計算をしているかわからないようではやり方が悪いです。別途計算用紙を用意して一字一句確認してください。足し算を間違えているのか、九九を間違えているのか。もしくは、計算の順序がわかっていないのか。原因を突き止めることが丸付けする人の仕事です。
で、見つけた間違いをお子様にしっかり指摘してください。

指摘方法ですが、
口頭で言うのはだめ。いくら熱心に言ってもその場限りで終わりです。全く心に響いていません。どこが間違えているのか、なぜ間違えているのか、ノートにコメントを書いてください。いつどのような指摘をしたかノートに残すことによって、お子様が注意された内容を見返すことができます。
そして、「前も同じ注意したでしょ。ここ見てごらん。同じ事書いているでしょ。。」って指摘することができます。
言った言ってないの無駄な口論にならないように気を付けます。

これを一年間続けることによってほんの少し計算力がアップします。

最後に

中学受験はお母さんとお父さんの協力が大切です。
学力アップをお子様に任せるのではなく、お母さんとお母さんの力でグイッと上げてあげてください。

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