本日は添削指導をさせていただいているY・D君の5回目の指導日でした。

添削で常日頃から宿題チェックをさせていただいているので、学力は手に取るように把握できています。普段は文字で指導させていただいていますが、対面指導ではより踏み込んで指導させていただいています。
web講義と対面指導の違い
第521回 公開学力テスト
高得点をゲットしたY・D君ですが、[4]は苦戦したようなので解説させていただきました。
一言で言うなら、
「この問題は手を出してはいけません。」
『ひし形の重心』に注目すれば簡単に溶ける問題なのですが、そのような問題はまだ多くの受験生が経験したことない問題です。Vクラスのお子様には良い問題ですが、この問題を2400人の受験生が説くと考えると、
「う~ん、、、、」
考え深い問題です。
決して悪い問題ではないのですが、Hクラスのお子様にとっては事故でしかないですね。
そんな問題がある一方で、大問[5]は超簡単な問題です。S1クラス以上のお子様であれば(1)(2)両方とも解けなければならない問題です。
今回の公開学力テストは
[1] 全問正解
[2] 全問正解
[3] 全問正解
[4] 手を出したらダメ
[5] 全問正解
[6] ①絶対に合わせなければならない ②手を付けない
このよう点数の取り方で、85点満点と考えればいいと思います。
大問[2]の三角形の数を数える問題ですが、この正答率があまりにも低すぎます。大きさ別に分けて数を数えるだけで、特別な技術は何もいりません。このような問題はSクラス以上のお子様なら確実に正解しなければなりません。これが解けないのは大反省です。
浜学園 小6 No.24 速さの発展
ダイヤグラムの問題が入試で出てくることは稀ですが、出てこないとも言い切れないので、しっかりお勉強です。
テキストの問題には最初からダイヤグラムが書かれていますが、もし入試問題で出てきたとしたら、自分でダイヤグラムを書かなければなりません。と言うか、ダイヤグラムで解くか、状況図で解くかを自分で判断して解かなければなりません。
基本的に、ダイヤグラムで解いた方が良い問題が決まっていますので、それ以外は状況図で解けます。
ダイヤグラムで解いた方が良い問題の代表例は
『汽笛の問題』
です。
これは、ダイヤグラムで解いた方が圧倒的に楽でしょう。
合格番長は、全問題をパターン化していて、なるべく考えずにパターンに当てはめて解くようにしています。『汽笛の問題』もそのパターンの一つです。
ちょっとだけ復習
演習教材のNo.9を30分だけ復習でチェックさせていただきました。十二分の出来具合で問題無しでした。
今日の感想
移動距離がとんでもなく遠いのに、疲れ知らずのY・D君ですが、今日もひたすら算数に向き合ってくれました。3時間一言も他の会話することなく、ただひたすら算数の会話だけです。
肝心の内容ですが、自分で解けるのは当たり前で、僕の指導は少しの修正ぐらいにとどまりました。これぐらいが一番頭に残って良い具合と言えます。反対に、全然解けなければ全問解説になってしまって、どれを頭に残したらいいのか焦点が定まらず、逆しんどいことになってしまいます。
全問解説もレベルアップをするには大切なことなのですが、そればかりでは疲れてしまいます。。。
基本的に合格番長の算数指導はどのお子様も休憩も雑談もすることはありません。究極に集中し続けることで算数の力を引き出すのが合格番長の方法です。
ありがとうございます
差し入れをいただきました。
大変ありがとうございます。
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